
都会のオアシス・書店で喫茶店なお店の秘密
古書店や喫茶店がひしめく東京都千代田区神田神保町。世界的にも有名な「本の街」の一角に、ひっそり佇む店がある。窓辺に宝石の原石が並び、古書を扱い喫茶の機能を備えたこの店には、不思議な店主たちがいて、そこへ自らにゆかりの深い宝石に誘われ、店の扉を叩いて客が訪れる。
大切な紫水晶の褪色に心を痛める少女、柘榴石が気になる男子大学生、電気石に惹かれる悩み多き女性、そして持ち主のもとへ戻りたい盗品の金剛石……ここに集まる人や物は、どれも道に迷ったものばかり。彼らは自分の進むべき道を見つけるまで、書店のひだまりで魂を癒やすのだ。

